子供のいびきが発達・集中力に影響することも|多角的に診る大切さ|市川市八幡
「日中の落ち着きや集中力が気になる」と言われたら
「学校で集中力がないと言われた」「家でも落ち着きがない」――保護者の方からこうしたお話を伺うことがあります。それと同時に、夜の様子をうかがうと、子供のいびきがある、子供の口呼吸が習慣になっている、寝起きの機嫌が悪い、ということも珍しくありません。
こんにちは。市川市八幡の歯医者、アーツ歯科&小児デンタルランド院長の西田隆行です。日中の様子と夜の睡眠は、つながりで見るべきテーマです。この記事では、その関係と歯科で何ができるかを整理します。
睡眠の質が日中に影響する
子供のいびきが習慣になっていると、深い眠りにつきにくくなります。睡眠が浅いと、深い眠りのときに多く出る成長ホルモンの分泌が妨げられ、身体の成長や、日中の落ち着き・集中力にも影響することが知られています。
「子供のいびきはかわいい」と思われがちですが、毎晩のように続いている場合は、注意したいサインです。日中の様子と合わせてみると、夜の睡眠が原因の一端を担っていることがあります。
歯ならび・口呼吸との関わり
子供のいびきの背景には、空気の通り道(気道)が狭くなりやすい状態があります。鼻で呼吸できず、いつも口が空いている口ポカンが続いていると、舌の位置が下がり、上あごが横に広がりにくくなり、歯が重なる歯ならびにつながりやすくなります。
つまり、日中の集中力の問題と、夜のいびき・口呼吸と、歯ならびのサインは、別々の問題ではなく、つながりで見ていくものです。
多角的に見るということ
こうしたお子さんに対しては、歯ならびだけでなく、呼吸・睡眠・お口の使い方を合わせて見ていきます。場合によっては、耳鼻科で扁桃やアデノイドの状態を確認したり、必要に応じた検査を行ったりすることもあります。
歯科でできることは、上あごの幅を育てる対応や、お口のトレーニングなどを通じて、鼻で呼吸できる状態と歯ならびを一緒に整えることです。歯を抜かない非抜歯で歯ならびを考える場合も、この呼吸との関係を見落とさないことが大切です。
子供の矯正のタイミング
子供の矯正は何歳から、というご質問は、こうした多角的な視点で考えるとイメージしやすくなります。上あごの成長期である6〜10歳ごろが一つの目安です。夜の様子と日中の様子を併せ持つお子さんでは、早めに相談しておくことをおすすめします。
受診の目安
- 子供のいびきが習慣になっている
- 寝起きの機嫌が悪い、日中の集中力を指摘される
- 口ポカン・口が空いている状態が続いている
- 歯が重なる、歯が後ろから生えてきた
- 多角的に相談したい
まとめ
子供のいびきや子供の口呼吸は、夜の睡眠の質を通じて、日中の様子にも影響することがあります。歯ならび・呼吸・睡眠は、一本の線でつながっているテーマです。歯を抜かない非抜歯の対応も含めて、お子さんを多角的に見ながら、一番負担の少ない進め方を一緒に考えていきます。市川市八幡の歯医者、アーツ歯科&小児デンタルランドにお気軽にご相談ください。
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本記事は、スタンフォード大学医学部 睡眠医療部門 臨床教授 Dr. Audrey Yoon のセミナー内容をもとに、患者さん向けに再構成したものです。
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