4〜6歳の口ポカン・いびきは早めの相談を|市川市八幡の小児歯科
4〜6歳は「早めの気づき」が分かれ道になる
「3歳を過ぎても口ポカンがなおらない」「いつも口が空いている」「子供のいびきをかいて寝ている」――4〜6歳のお子さんで、こうしたサインがはっきりしてくることがあります。
こんにちは。市川市八幡の歯医者、アーツ歯科&小児デンタルランド院長の西田隆行です。この時期は「まだ小さいから様子を見ましょう」と言われがちですが、原因によっては早めの対応が、後の負担を減らすことがあります。この記事では、4〜6歳の口呼吸・口ポカン・子供のいびきと、歯ならびとの関係、歯科でできることを解説します。
4〜6歳に多い「気道が狭くなる」原因
4〜6歳ごろは、のどの奥にある扁桃やアデノイドが大きくなりやすい時期です。3〜7歳ごろは、子供の睡眠時無呼吸が比較的多く見られる年代とも重なります。
扁桃やアデノイドが大きくなって空気の通り道(気道)が狭くなると、鼻で呼吸しづらくなり、子供の口呼吸が習慣になります。いつも口が空いている口ポカンの状態が続くと、舌の位置が下がり、上あごが横に十分広がりにくくなります。その結果、永久歯が並ぶスペースが足りず、「歯が重なる」歯ならびにつながっていくことがあります。
つまり、4〜6歳の口ポカン・子供のいびきは、睡眠の質と歯ならびの両方に関わるサインなのです。
放置せず早めに気づきたい理由
子供のいびきが習慣になっていると、深い眠りにつきにくくなります。睡眠が浅くなると、深い眠りのときに多く出る成長ホルモンの分泌が妨げられ、身体の成長や、日中の落ち着き・集中力に影響することが知られています。
「子供のいびきはかわいいもの」と思われがちですが、4〜6歳で習慣的にいびきをかいている、口がいつも空いている、寝起きの機嫌が悪い、といったことが重なる場合は、一度プロの目で見ておくことをおすすめします。原因が扁桃・アデノイドにある場合は、歯科だけでなく耳鼻科との連携が必要になることもあります。
歯科でできること
4〜6歳では、いきなり大がかりな装置を使うのではなく、まず舌や口まわりの筋肉を整えるトレーニングや、指しゃぶり・舌のクセといった習慣への対応が中心になります。鼻で呼吸し、舌が正しい位置にあり、口が閉じている――この状態を育てることが、歯ならびの土台を整え、後の歯を抜かない非抜歯の選択肢にもつながります。
子供の矯正は何歳から、というご質問をよくいただきますが、4〜6歳は本格的な矯正よりも「土台と習慣を整える準備期」と考えるとよい時期です。お子さんの状態によって進め方は変わるため、自己判断で市販グッズなどを使う前に、一度ご相談ください。
受診の目安
- 3歳を過ぎても口ポカン・口が空いている状態が続く
- 子供のいびきをかいて寝ている、寝起きの機嫌が悪い
- 歯が重なってきた、歯ならびが気になる
- 下の前歯の後ろから別の歯が生えてきた
- 日中の落ち着きや集中力を指摘されることがある
まとめ
4〜6歳は、口呼吸・口ポカン・子供のいびきといったサインがはっきりしてくる時期であり、早めの気づきが分かれ道になります。すぐに大きな治療をするわけではありませんが、この時期に原因を見極め、土台と習慣を整えることが、後の歯ならびと、お子さんの負担の少ない対応につながります。市川市八幡の歯医者、アーツ歯科&小児デンタルランドでは、1階の小児専用フロアで、年齢に応じた小児歯科・小児矯正の対応をご提案しています。気になることがあればお気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
千葉県市川市八幡6-2-2
京成線八幡駅 南口より徒歩8分
TEL:047-711-0114
本記事は、スタンフォード大学医学部 睡眠医療部門 臨床教授 Dr. Audrey Yoon のセミナー内容をもとに、患者さん向けに再構成したものです。
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