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2026
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上顎の成長を理解する

小児矯正

小児矯正で広げる・伸ばす・整える3つのアプローチ

「上の歯が並びきらない」「上顎が小さい気がする」というお悩みをお持ちの親御様へ。アーツ歯科&小児デンタルランドでは、上顎の成長パターンを理解し、それに基づいた小児矯正治療を行っています。

上顎は「対の骨」

上顎骨は左右2つの骨が真ん中でつながっている「対の骨」です。左の上顎骨、右の上顎骨、そして真ん中の「正中口蓋縫合」でつながっています。この構造が、小児矯正での上顎拡大治療を可能にしています。

上顎の3次元的な成長

# 前後方向の成長

上顎は主に縫合成長により前方に移動します。翼口蓋縫合、頬骨上顎縫合、横口蓋縫合が関与します。アーツ歯科&小児デンタルランドでは、これらの縫合が活発な6〜10歳頃が、上顎の前方成長を促す治療に最適としています。

治療法:フェイスマスク(上顎前方牽引装置)。適応症は受け口、上顎の劣成長、真ん中の顔面の平坦化です。上顎全体を前方に誘導し、骨格レベルでの改善、非抜歯矯正の基盤を作ります。

# 垂直方向の成長

上顎が下方に成長することで、顔の高さが増し、永久歯が生えるスペースができ、咬合平面が形成されます。上顎洞の底に骨が添加され、口蓋の上側の骨が吸収され、結果として上顎全体が下方に移動します。

# 横方向の成長

上顎の幅の成長は主に正中口蓋縫合での成長です。左右の上顎骨の境目で、幼少期は広く開いており、横方向の成長に重要な役割を果たします。

拡大装置治療の原理:アーツ歯科&小児デンタルランドで使用する急速拡大装置は、正中口蓋縫合を開くことで、上顎の幅を骨格レベルで拡大します。10歳以前は骨格的な拡大が可能で、15歳以降は縫合が癒合し始め、歯の傾斜が中心となります。

年齢による上顎の成長変化

# 6〜8歳:早期混合歯列期

成長の特徴:すべての縫合が活発、横方向の成長が盛ん、前方成長も活発です。

小児矯正の機会:拡大治療が最も効果的、フェイスマスクの適応時期、非抜歯矯正の成功率が最高です。アーツ歯科&小児デンタルランドでは、この時期は骨格的な改善の絶好の機会として、受け口や極度の叢生がある場合、早期介入をおすすめしています。

# 9〜12歳:後期混合歯列期

成長の特徴:縫合成長が徐々に減少、個人差が最も大きい時期、永久歯への生え変わりが進みます。

治療のポイント:成長段階の正確な評価が重要、拡大治療はまだ効果的、タイミングの見極めが治療結果を左右します。この時期は定期的な成長評価で最適なタイミングを判断することが特に重要です。

# 13歳以降:永久歯列期

成長の特徴:多くの縫合が癒合傾向、上顎の成長はかなり減速、歯の移動が治療の中心となります。

治療の可能性:成長を利用した骨格的な改善は限定的ですが、歯列の拡大は可能(歯の傾斜を利用)、非抜歯矯正も症例によっては可能です。

上顎拡大治療の実際

# 急速拡大装置による治療の流れ

初期評価:レントゲン撮影、歯列模型の作製、成長段階の評価、治療計画の立案を行います。

装置の装着:上顎の奥歯に装置を固定し、使用方法を説明して拡大を開始します。

拡大期間(約2〜4週間):毎日ネジを回し(通常1日1〜2回)、定期的なチェック(週1回程度)を行います。正中離開(前歯の真ん中に隙間)が出現し、これは縫合が開いているサインです。

保定期間(約3〜6ヶ月):装置はそのまま固定し、新しい骨の形成を待ちます。正中離開が自然に閉じます。

装置の除去と維持:拡大装置を除去し、保定装置へ移行、長期的な経過観察を行います。

# 治療中の変化

口の中の変化:正中離開の出現(一時的)、上顎の幅の拡大、歯列弓の改善

顔貌の変化:鼻幅の若干の拡大(一時的)、笑顔の幅の拡大、より調和的な顔貌

機能の変化:鼻呼吸の改善、咀嚼効率の向上、発音の改善

フェイスマスク治療の実際

# 適応症

骨格性反対咬合(受け口):上顎の劣成長が原因、下顎は正常または小さめ、骨格的な改善が必要な場合

上顎後退:真ん中の顔面が平坦、鼻の下が短い、上顎の前方成長不足

# 治療の流れ

拡大治療との併用:多くの場合、まず上顎拡大装置を使用します。正中口蓋縫合を開き、上顎全体の縫合を活性化し、フェイスマスクの効果を高めます。

フェイスマスク装着:顔の前面にかける枠組みとゴムバンドで上顎を前方に牽引します。1日12〜16時間の装着が必要です。

治療期間:通常6ヶ月〜1年。定期的なチェック(月1回程度)、ゴムの交換と調整、骨格的な変化の評価を行います。

# 治療効果

骨格的な変化:上顎全体の前方移動、真ん中の顔面の発達、横顔プロファイルの改善

歯列の変化:前歯の被蓋の改善、犬歯・奥歯の関係の改善、非抜歯矯正の基盤

長期的な効果:アーツ歯科&小児デンタルランドでの追跡調査では、適切な時期に治療を行った場合、多くのケースで安定した結果が得られています。

上顎の成長と呼吸の関係

# 鼻腔の拡大効果

上顎拡大治療には、歯並び改善以外の重要な効果があります。口蓋(口の天井)は鼻腔の底なので、拡大により鼻腔も広がり、鼻呼吸が改善します。

呼吸機能の向上:鼻詰まりの軽減、睡眠の質の向上、小児の発育全体への好影響が期待できます。

# 口呼吸から鼻呼吸へ

口呼吸の問題点:上顎の成長不足、顔が長くなる傾向、歯周病のリスク増加

治療のアプローチ: 1. 上顎拡大で鼻腔を広げる 2. 口腔筋機能療法(MFT) 3. 習癖改善指導 4. 鼻呼吸の確立

アーツ歯科&小児デンタルランドでは、呼吸改善も小児矯正治療の重要な目標としています。

非抜歯矯正を成功させるために

# 上顎拡大の重要性

非抜歯矯正において、上顎拡大は最も重要な治療の一つです。

スペースの確保:横方向の拡大で歯が並ぶスペース、前後的な拡大で奥歯のスペース、抜歯を避けるための基盤を作ります。

早期治療の利点:骨格レベルでの拡大、より安定した結果、顔貌への好影響が得られます。

# 治療のタイミング

最適期:6〜10歳。縫合が最も活発、骨格的な改善が最も期待できる、非抜歯矯正の成功率が最高です。

可能期:11〜14歳。個人差が大きい、成長段階の評価が重要、適切な症例選択が必要です。

限定的:15歳以降。主に歯の傾斜による拡大、非抜歯矯正の可能性は限定的、慎重な判断が必要です。

まとめ

上顎の成長は、前後・垂直・横方向の3次元的なものであり、それぞれに適した治療アプローチがあります。特に横方向の拡大は、左右2つの骨からなる上顎の構造を利用した効果的な治療法です。

アーツ歯科&小児デンタルランドでは、お子様の上顎の成長段階を正確に評価し、最適なタイミングで治療を開始します。縫合が活発な時期に治療を行うことで、骨格レベルでの改善が可能となり、非抜歯矯正の成功率が大きく高まります。

お子様の歯並びや顎の小ささが気になる方は、6〜7歳での初回相談をおすすめします。早期の評価により、最も効果的な治療計画を立案できます。

**アーツ歯科&小児デンタルランド**では、小児矯正、非抜歯矯正を専門に、上顎の成長を最大限に活用した治療でお子様の健やかな発育をサポートしています。

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